WaterDoor NEWS

2020年11月14日

【ロングボード ノーズまで歩くときに…】

ロングボードの醍醐味?と言えば、ウォーキングかと。

しかし、ただノーズまで歩けば良いって程、簡単な事ではない。

歩き方や、どのタイミングで歩き出すか、どんな波になっている時に行うべきか。

色々な要素を把握してからでないと、できるもんではないのです。

ちなみに、バックサイドとフロントサイドでは難しさが変わりますが、基本的には一緒。

まず始めに、大切な事と言えばウォーキングの仕方ですが…

それはユーチューブか何かで見て勉強してください!笑

コツと言うかヒントと言うべきか、言葉がうまく出ませんが、

とりあえず、ポイントを教えますが…

その前に波選びがしっかりできないとノーズライディングの練習が出来ません…

その波がノーズライディングに適した波であるかどうかが重要…

ビーチブレイクとリーフがあるポイントブレイクとでは波質が全く違うのですが…

まぁ、ビーチブレイクであっても地形が良ければショルダーが張って良い感じに形よく崩れる場合もあるしよく波選びをすればいいんだけど、

とりあえずその波の事も置いといて…笑

①テイクオフした後、進む方向のフェイスにしっかりレールを食い込ませること。

このレールが入っていないと、ノーズに歩いていく時にふらつきやすくなる原因や、ノーズまで歩いていっても自分の体重でノーズが海面に刺さりそこで終了。となってしまう事が多いです。

ちなみに波が少し厚めの際はしっかり斜面下(ボトム)まで降り、ターンをしてからトップまで上がりきる前に歩き出すタイミングが良い。

ボードの向きが変わり始めた瞬間からウォーキングに入る。この際、気を付けるべきポイントは後ろ脚はストリンガーより波側に置くのがベスト。

しかし、このフェイスにレールを食い込ませる圧の加減は中々難しい所。(体重を乗せすぎるとボードが傾きすぎたり、入りが浅いとまくられてしまう。)

また体をしっかり開くことを忘れずに。

バックサイドの場合は背中側に波があるので、体の開きがあまいとボトムに降りたまま進んでしまったり、波の形がどうなっているかの判断が曖昧となってしまいます。

そして、後ろ足を前足の前に出していくのだが、ここでポイントが一つ!

後ろ足を前に持っていく時は「かかと」を先に出すイメージで前に出していこう。

簡単に言うと、足の向きは横向きだよ!ってこと。

足の向きがストリンガーに対して真っ直ぐになってしまうと、前傾姿勢になりやすかったり、ボードの左右のふらつきも出やすく色々と支障がある。

そしてノーズ側に歩いていく際に、もう一つポイント!

前の腕を腰より高く(肩の位置を高くし、後ろの方は低くなる姿勢)することで、後ろ足となるほうに体重が掛かりやすい。

よく、ノーズ側に歩いていくのだけども、足を前に出していく方に体重を掛けながら歩いていくので一気に体重が掛かりノーズが刺さってワイプアウトする人がいるけどそれはNG。

片足がノーズにかかっても常に後ろ足でコントロールできるようにしときましょう。

前足はふんわりノーズに置いているイメージで。

この時にボードがふらついている時は後ろ足の位置が悪かったりする場合があります。

また波の形がある程度傾斜が付いていないと、テール周辺が波に食い込んでいない為ふらつく原因もあります。

ノーズに行ったら元の位置に戻るがセオリー。

ちなみに、ノーズまで歩いていく方法は様々で3歩でノーズに行く人やちょこまかと5~6歩でノーズまで行く人も。

色々なスタイルがありますが、最初はちょうど4歩で行けるように練習してみては如何でしょう。

ノーズまであとちょっと!なんだけど…と言う人は、最初の1歩が肝心だと私は思う。

続く…

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