WaterDoor NEWS

2020年04月04日

【テイクオフがスムーズに決まれば…。】

サーフィンにはパドリングの次に大事なテイクオフ。

このテイクオフがうまく決まらないと次には進めない。

波が大きい小さいどんなコンディションでも、テイクオフに自信があれば、

ワイプアウトする確率も減るし、次のセクションへとスムーズに移行できる。

それと、テイクオフする際にちょっとした動きをすることで、よりサーフボードが進みやすくなる。

上手な人はその動作を無意識でしていると思うよ~

滑走状態が整い、これから立ち上がる前に、

それまで反っていた上体を下げるだけ。

胸を落とす。顎をボードに近づける事で、重心の位置が変わり立ち上がる際に後方へと掛かる負荷を軽減してくれる。

たったのこれだけで、より立ちやすくなったりするし速度を維持しながら立てれたりするので有効です。

ここからノーズの位置と頭の位置を気にしながら見てってね。

上体を起こしていく際に、体が丸まらないようになるべく胸をノーズ側に向けさせていく。

 

もう一つのポイントが手を置いている場所より、肩の位置が前へと出るようにすること。

この動作もかなり有効だ。

手の甲より肩の位置を前にすることで、ノーズが浮くことを抑えられるし、

前足の位置がしっかりとみぞおちに置けるようになる。

 

腕が伸び切る前に足を出していくがこの時点でも状態が曲がらないように気を付ける。

みぞおちが丸まる状態だと、前足の位置も悪くなれば頭が下がることで視界が狭くなる。

またサーフボードのブレも発生するので良いことがない…

腕の隙間に足を入れていくが、この時も前足の出し方にも注視しておこう。

おへその位置がサーフボードの中心軸からズレることがなければより安定感あるテイクオフにつながる。

 

足がサーフボードにセットされ、ここから上体を起こしていく時もサーフボードの幅から体の部位が出ないように気を付ける事。

浮き上がってくるボードをしっかりと抑え込みながら自然に上体を起こしていく。自然にね…力まずってこと…。

 

ここから先の話はまた次回…

 

このシークエンスを上から何度もスクロールしてイメージを作っていきましょう。

ちなみに、ノーズの位置と頭の位置が変わらない事にも気づきましたか?

上手なサーファーはテイクオフする際にサーフボードのブレがほぼないに等しい。

また頭の位置も変わらず。この「ブレが無い」状態でのテイクオフが理想。

 

どんな波でもブレを少なく…。

 

この領域になるまでには相当の練習量が必要です…。

でも、努力しないとどんなことでもうまくはなれない。

ただの努力じゃなく、 心の努力で取り組もう!

\ この投稿をSNSでシェアする /