WaterDoor Tips

2014年01月03日

サーフィン基礎知識(地形について)

サーフィン基礎知識 – 地形について

海面の微妙な変化

カレントを知ろう!

サーフィンをするにあたって、重要なカレント(潮の流れの事を言います)を覚えておく必要があります。このカレントにはさまざまな流れの種類があり、風や障害物、海底の地形によって流れが変化しその都度対処していかなくてはいけません。無我夢中でサーフィンに没頭しているといつのまにか沖に流されていたり、エントリー(海に入った場所)した場所からはるか遠く流されてしまったりと大変です。


離岸流・並岸流の対処法

まず「離岸流」ですが、簡単に言いますと沖へ向かう流れの事です。打ち寄せた波はその場に留まることができないので水は沖に戻る働きがあります。この「戻る流れ=カレント」の中に入ってしまった場合は流れてきた方向に漕ぐのではなく流れに対して「横へ出る」事がポイントです。流れに向かって漕いでも例えれば「川の中で上流に向かって漕ぐ」という余計な体力を使ってしまいます。沖に向かう流れに乗ってしまった場合は浜と平行して漕ぎ流れから出るようにしましょう。
並岸流の場合は浜と平行して流れていくので、岸に向かって漕いで行けば戻ることができます。

離岸流・並岸流の見極め方
ポイント1;海面のザワつきを見る
ポイント2:沖に居る波待ちサーファーの動きを観察(左右に流されていないか?)
ポイント3:パドルアウトするサーファーはどの方向に漕いでいるか
ポイント4:海に入る前に建物や看板といった目印を付ける
ポイント5:海に入ったら前後左右、自分のいる場所をできるだけ正確に把握する
ポイント6:堤防やテトラポットがある障害物付近には極力近づかない
※ポイント6の堤防等に発生するカレントで「堤防付近」は沖に流されることが多く、「テトラポット」は吸い寄せられる事が多い。逆の場合もあるので一概には言えませんが波が高い場合はさらに複雑な流れになりますので初心者の方は近づかないようにしましょう

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