WaterDoor Tips

2016年02月05日

【様々な波の種類とサーフィン用語】

今回はどんな波の種類があるのか?

また、どういった波を乗れば良いのかと専門用語をちょいちょい挟みながらお話ししていきま~す!

それでは・・・・

フラット
これ「フラット」と言います。

もう「波」がないから波乗りできません…(‘_’)

しかし乗る事はできないけど、パドルトレーニングにはなるよ!

ワイド
ラインナップ(沖からうねりが等間隔で来ている様子)している。

そしてワイドな波。← 高さがほぼ同じで横に長い波。

こういう場合入る場所のポイントとしては、「地形が浅い場所と深い場所」がねらい目となる。

ショアブレイク
「ショアブレイク」と言って岸寄りで崩れる波の事を言います。

このショアブレイクは「乗れない波」となります。

特にこんなに巻き上がる波質のショアブレイクは危険で、乗ろうとすれば必ずノーズが刺さってサーフボードを折るか、かなり浅いのでケガをするかの何かしらの代償を受けるでしょう…。

プロサーファーなら、試しに遊んでみるかもしれませんが。

ダンパー
これ「ダンパー」と言って一気に崩れてしまう波の事を言います。

基本、「乗れない波」となります。

しかし、上手な方はこのダンパーの波でも一瞬だが波の崩れるスピードが緩くなる箇所を見極めてアクションを入れることもできれば、

波が筒状になるものを狙って、いわゆるチューブの練習をしたりします。

オンショアの波
オンショア(沖から浜に吹く風)の波で、海面の状態が悪く(ガタガタとした、とかざわついたとか言います)

乗るには大変難しい波であります。どこで波が崩れるかは本当に海の神様でも分からないんじゃないかと言うくらい不規則であり、判断、予測が困難。

しかし、サーフィンの練習にはものすごく自分のタメになるのでオンショアの波は侮れませんよ。

1、風波で流されやすいので、パドリングをし続けないといけない。
2、波数が多いので、ドルフィンの練習になる。
3、様々な波の形、崩れ方を目で見て、体感してと経験値が増える。

一石三鳥とはこのことか⁉

オフショア
ちょっと、わかりづらいと思いますが白波になっているところの水しぶきが波の背と言うか、沖側へ流れています。

これをオフショア(浜から沖へ吹く風)の影響を受けた波で、海面が整う代わりに

風の強さにもよるが、うねりを抑えてしまうデメリットがありんす。

また、サーフボードが下へ降りづらくなるし、波が崩れにくくなったりダンパーの波質になりやすい。

波の切れ目を見つけること、波がきり立つポイントにいることがポイント。

切れ目
「トロ厚い波」と言って、波の上部付近からダラダラとした崩れ方をするので比較的初心者には乗りやすい波であります。

逆に、「トロ早い波」と言うブレイクもある。

画像を見るとこの波はグーフィー(浜から波を見た時に右方向へ進んで行くこと)に進むのが正解。

帽子をかぶっている方は進む方向は合っているが、波を取る場所がピークから離れているのでスピードに乗ったライディングができない。

グーフィー
ちなみにこの波はどっちに進んだ方が長く乗れるでしょうか?

正解は「グーフィー」

波の左側部分を見ると白い泡がまだ残っているので、その泡がある付近でこの波の前に一度崩れていることが予測できます。

また波の上部をよく見ると今にも崩れそうな、波が切り立っている感じも分かります。

と言う事は、レギュラー(グーフィーとは逆方向)に乗った場合、すぐにブレイク(波が崩れる事)してしまいそのブレイクした白波に当たってしまう可能性がある事が予測できる。
※但し、技が仕掛けやすく豪快なアクションを入れられるのはレギュラー方向で上手な方はレギュラー方向へ行く場合もあり

レギュラー
では、これはどうでしょう⁉

どっちに向かって進んだ方が良いかな?

レギュラー2

正解は「レギュラー」でした。

パッ!と波を見てどっちに進めば長く乗れるかと言った判断ができると、その後の伸び率が違ってきます。

ピーク
ちなみに、この画像では「波に乗ろうとしている人」と「波待ちをしている2人」がいますね。

毎回波をキャッチできる人と、できない人の違いは「待つ場所と波を追いかけに行っている」事ができているか…

やはり、ピーク(波の力が一番ある部分であり一番初めに崩れる箇所)を分かっている人は良く波に乗りますね。

この左側に居る二人の場所で波に乗ろうとパドルをしようとも、うねりはなだらかで思うように波は押してくれず余計な力を使ってしまいます。

ピークが分かれば余計な力は使わずにその分、体力温存できるし乗れる本数も違う。

なので波の観察はすごく大事と言いたい。

ピーク (2)
この写真もピークが分かっているから、ボードがしっかりと走っています。

このテイクオフをしようとしている場所から少しでもズレていれば、まだパドリングしている腹這いのままの状態でしょう。

特にバラけた(ピークがいくつもあり、波にまとまりがないことや斜面に凹凸があり整っていない状態)波を取るのは難しい。

この斜面のへこみ部分の深さや角度に幅、そして面が比較的整っている箇所が分かるとこれまた乗れる本数が違ってきます。

とまぁ、こんな感じで書いてきましたが、まだまだ波の種類や形もあるし専門用語も「これだけ」ではありません…

しかし、それ全部を細かく書いたら長文になりすぎて読むのが苦になってくると思います(笑)

と言う事で、ブログはこれにて終了~

何か気になる事や質問があったら連絡ください。やんわりと適当に答えますから~(笑)

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