WaterDoor NEWS

2020年07月03日

【走る位置を見定めて…】

波の形に応じて立ち上がるタイミングが変わるし、

初めからレールを入れるか、もしくはフラットのまま進むか、

状況に応じた進み方をすることが大事であります。
(サーフボードの進み具合でも変わりますが…)


この状態ではまだそこまで悪い所はないが、先の状態(波の形)がどうなっているかを確認している感じが見てとれると良いなぁ。


頭の位置がセンター(ストリンガー)からズレすぎているので、つま先側へと負荷が掛かりすぎている。

そしてそれを回避しようとバランスを取ろうと、左手を上げているのが分かる。


結果、うまくボードが進まずこの波に対してレールが喰いこみすぎている状態(傾き過ぎている)となってしまい、

ボードが下へと降りていかない。


そしてボードの傾きと引き波が合わさって、波の背の方へと行ってしまうのである。

横に走ろう!と言う気持ちが強いとこんな風につんのめる場合が多いので、

波の斜面の形を判断して、対処していかないといけんのです…

丸みがある(斜面が緩やか)波は、押される強さが無いので、波に対して直線的且つ水平を保つようにパドルする事を意識。

傾斜角度が強い(切り立っている波)は、テールの持ち上げが強くショルダーも張っていることが多いので、

波に対してボードをやや斜めに向け、サーフボードの傾きも加えてあげると良いでしょう。

うまくいけば、レールが波の斜面に食い込み立った瞬間からしゅぱー!っとスピードに乗ったライディングとなるに違いない。


レールが波側に入らず、体重の掛け方が逆になってしまうと…


岸側のレールが突っかかりワイプアウトの原因になってしまう。

多分、予想だが先の方がブレイクしてきそうだったので、ノーズの向きを浜側に向けさせて回避しようかとしたのかと推測するが、

意外と小波の時はブレイクしたところでそもそも力がないので、進んで行っても大丈夫。

海面とスープになっている場所の間を狙いながら進ませると良いでしょう。


こんな感じで波がなだらかな状態でありながら、ボードを傾けさせると押される力がないので

レールが入らず、速度も出ないのでまずは波に対して真っ直ぐ降りるイメージから、

波が張ってくる(傾斜角度が強くなる)のを待つ感じで進ませよう。

自分が乗る波の斜面がどんな具合になっているかを判断すること。

だからこそ、「先を見る。」必要がある。

常に目線が下がらないように気を付けて、波の動きを乗りながら見る癖を(余裕)を付けよう!

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