【JPSA第一戦 バリでの大会(プロサーファー大澤伸幸)】
4月14日~20日までインドネシアはバリ、クラマスポイントにてロングボード女子・男子 / ショートボード女子・男子
が行われました。
ロングボードの試合が行われている時はMAX6feet近くまであったらしく、
最高なパフォーマンスを魅せてくれました♪
ロングボードでもあんなに攻めれるんだ…と感じました。
ロングボードのファイナルが終わると、次はショートボード部門に入る。
しかし、徐々に波がサイズダウン。
ヒートによっては見ている限り腹くらいしかなさそうな…(..)
そして午後は必ずと言っていいほど、オンショアが吹きコンディション悪化。
早い時間帯の良い波で練習していても、波質が違うので波の読みが難しくなってくる。
波数も少なく、セット間隔も長いので戦略が本当に大事。
勝ち上がってくる選手は、その戦略が良かったのでしょう。
さて、少し話がズレましたが…
大澤プロはシード権がありR5のヒート3から。
今回の試合では何か雰囲気が違って見えた。どっしりと構えている姿が印象に残る。
昨年とは違い、ヒート早々にまずは1本決めて危なげなくラウンド5を勝ち上がる。
クウォーターファイナルでは良い波がなかなか来ず、終了10秒前でようやくパキっとした波が入り、
2位にジャンプアップ。ここが一番ヒヤヒヤしたよ…。
そしてセミファイナル。
ノブ得意な抉るようなビックカービングで高得点を出す。
あのテイクオフからスピードつけて深いボトムターンからのカービングは見ていて気持ちが良かった。
スプレーもきれいに出ていた。
そして迎えるfinal。
かな~り濃いメンツとの勝負で、
2016年と2017年のグランドチャンピオンである加藤嵐プロ
2014年度のグランドチャンピオンを獲得した辻 ゆうじろうプロ
昨年の6月にJPSA種子島戦で行われた大会では19歳ながらぶっちぎり優勝した安井拓海プロ
開始早々、1本目からあらしプロは9.00ポイント…
スピードある攻めがマッチした。
たくみプロは3本目に乗った波でなんと最高得点の10ポイント…
パワーとテクニックで見ごたえあるアクション連発。
辻プロは波に乗る度に徐々に点数を上げていき、5本目で9.80ポイント。
やはりファイナルとなると、みんなバチバチと決めるところ決めてくる。
のぶくんは1本目のライドで6.75ポイント。
深いボトムターンからトップアクションなんだけど、どこか抑え気味なアクションに見えた。
昔ならズド~ン!っと重たく鋭いリップ決めていたんだけど…。
2本目でエクセレントスコア8.80ポイント取ったが、
この2本目もファーストセクションをあえて逃したような気がした。
狙い過ぎたのか?もしくはどでかいのを狙っていたのか?
カービング綺麗に決まっていたんだけど、その前のヒートで見せたカービングがものすごかった!
あれはずば抜けていたね。
ジュリアンとタジが融合した感じ。
めちゃんこしびれたよ…。
結果…
若手のタクミプロが優勝!
見ていてハラハラ・ドキドキ・ワクワクが入れ混じるそんなfinalでした。