WaterDoor Tips

2018年04月20日

【JPSA第一戦 バリでの大会(プロサーファー大澤伸幸)】

4月14日~20日までインドネシアはバリ、クラマスポイントにてロングボード女子・男子 / ショートボード女子・男子

が行われました。

ロングボードの試合が行われている時はMAX6feet近くまであったらしく、

最高なパフォーマンスを魅せてくれました♪

ロングボードでもあんなに攻めれるんだ…と感じました。

ロングボードのファイナルが終わると、次はショートボード部門に入る。

しかし、徐々に波がサイズダウン。

ヒートによっては見ている限り腹くらいしかなさそうな…(..)

そして午後は必ずと言っていいほど、オンショアが吹きコンディション悪化。

早い時間帯の良い波で練習していても、波質が違うので波の読みが難しくなってくる。

波数も少なく、セット間隔も長いので戦略が本当に大事。

勝ち上がってくる選手は、その戦略が良かったのでしょう。

さて、少し話がズレましたが…

大澤プロはシード権がありR5のヒート3から。

今回の試合では何か雰囲気が違って見えた。どっしりと構えている姿が印象に残る。

昨年とは違い、ヒート早々にまずは1本決めて危なげなくラウンド5を勝ち上がる。

クウォーターファイナルでは良い波がなかなか来ず、終了10秒前でようやくパキっとした波が入り、

2位にジャンプアップ。ここが一番ヒヤヒヤしたよ…。

そしてセミファイナル。

ノブ得意な抉るようなビックカービングで高得点を出す。

あのテイクオフからスピードつけて深いボトムターンからのカービングは見ていて気持ちが良かった。

スプレーもきれいに出ていた。

そして迎えるfinal。

かな~り濃いメンツとの勝負で、

2016年と2017年のグランドチャンピオンである加藤嵐プロ

2014年度のグランドチャンピオンを獲得した辻 ゆうじろうプロ

昨年の6月にJPSA種子島戦で行われた大会では19歳ながらぶっちぎり優勝した安井拓海プロ

開始早々、1本目からあらしプロは9.00ポイント…

スピードある攻めがマッチした。

たくみプロは3本目に乗った波でなんと最高得点の10ポイント…

パワーとテクニックで見ごたえあるアクション連発。

辻プロは波に乗る度に徐々に点数を上げていき、5本目で9.80ポイント。

やはりファイナルとなると、みんなバチバチと決めるところ決めてくる。

のぶくんは1本目のライドで6.75ポイント。

深いボトムターンからトップアクションなんだけど、どこか抑え気味なアクションに見えた。

昔ならズド~ン!っと重たく鋭いリップ決めていたんだけど…。

2本目でエクセレントスコア8.80ポイント取ったが、

この2本目もファーストセクションをあえて逃したような気がした。

狙い過ぎたのか?もしくはどでかいのを狙っていたのか?

カービング綺麗に決まっていたんだけど、その前のヒートで見せたカービングがものすごかった!

あれはずば抜けていたね。

ジュリアンとタジが融合した感じ。

めちゃんこしびれたよ…。

結果…

若手のタクミプロが優勝!

見ていてハラハラ・ドキドキ・ワクワクが入れ混じるそんなfinalでした。

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