WaterDoor Tips

2015年10月02日

【速い波の時は素早いテイクオフを!】

初心者サーファーによく見られる光景と言うか、良く起こるパターン。

足を出す動作が遅かったり、ボードから手を離すのが遅かったり、波を待つポジションが悪かったりと例を挙げたらたくさんあるのだが、

下記の画像を踏まえて検証してみましょうか…。

P9060695
今回のモデルはさっちゃん。

まず気になる所は、波に押され土台(サーフボード)が進んでいく時の感覚が少し鈍いというか反応が遅いのだと私は思う。

この波の形状ではすでに両足が付いていても良い頃…。

でないと、斜面を滑りきってしまいその先へ進ませるスピードが得られないし角度が付きすぎてノーズが海面に刺さる原因のひとつでもあ~る。

P9060698

テイクオフの動作は色々と伝えたいところはあるが…

それは以前書いた下記のテイクオフ動作を見てください(^_^.)

/tips/surfing_technic/%E3%80%90%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3-%E3%83%86%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%92%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%99%E3%80%91.html

P9060700

※ロングは長さがある分、推進力があるのでうねりの段階から乗ることが理想。

この時点で波がきり立っているので、テールが持ち上げられ角度がつきノーズが海面に入り始めている・・・。

P9060703

もうこうなったらアウトです(^^.)

体が真っ直ぐになっておらず、前かがみにならないようにね。

頭の重さってだいたい5~6kgって言われてるんだけど、

肩と耳の位置が一直線になったところを0度にすると、頭を前に傾けさせる角度が増すにつれ重くなり45度ではなんと22kgも首に負荷がかかるらしいよ。

ってことは、この画像で言えば体の色々な部分に力が入りバランスがうまく取れない原因にもなるよね。

ノーズが刺さらない、沈ませないポイントは

1、うねりから立つこと

※土台がしっかり進んでいる時

※早く立ち過ぎて波だけ先に行ってしまうあの虚しい感じにならないようにね…

※波を待つ場所が大事。(波がブレイクする場所から10mくらい沖側にいると良いけど、毎回崩れる場所も違うから波の見極めも)

2、頭より腰が高くならないように足を出すこと

3、ボードから手を離すのを早くする(上体を早く立たせる)

※手を置く位置も重要

4、体の軸はまっすぐに

5、進む方向をしっかり見る(テイクオフの時、足元付近を見ないようにね)

他にもポイントはあるけど、ざっくりとしてもこんなに。

あまりにも、うまくできなくて落ち込んでいる方は、ぜひスクールに来て下さいまし!(^_^

びしばし教えますから♬

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