WaterDoor Tips

2019年11月21日

【掘れる波と重なる波】

先日の初心者サーフィンスクールツアーの話…

休日もあってか、やはりどこの海も混雑していた。

駐車場は多くの車でギューギュー詰め…

どこか人が少なくそこそこ波がある場所がないか探すことに…

北の方へとことこ走らせると…

そこの場所はサーファーが少なく、波のサイズは丁度良くコシ前後。

少しヨレている感じとバックウォッシュが気になるところだったが、

他の混雑している場所に比べれば、十分波乗りは可能だ♬

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着替えて、ブレイクしている場所まで移動。

見た目は少し巻いている感じなのと、ブレイクが速そうに見えた。

切れ目から乗れないと、走っていくのは難しいかな。

良い位置からテイクオフしたが…

足がボードに乗ってから上体を起こすまでの所作が遅いと…

スっ転んでしまう…

テイクオフの動作もそうだけど、波の斜面が急になると、

立った瞬間から重力+波の傾斜+推進力が合わさって、浜の方へとボードは進むが、

乗っている本人は、慣性の力が加わっているので、どうしても後ろ足に体重が掛かりすぎてしまう事や、

後ろ足一本で立ってしまう事がある。

波の斜面が急になる前に立ちあがれないと…

スムーズに立ち上がることが出来なくなってしまう。

ワイプアウトにもつながりやすい原因となる。

波の強さ・高さ・速さが湘南とはまるっきり違うので、始めのうちは慣れるまで時間が掛かるが…

いかにテイクオフがどれだけ大事かが理解できたと思う。

それから波と波との間隔が狭いものは極力始めのうちはいかない方が得策だ。

乗ろうとしている波の前方にもうひとつうねりがある事が分かる。

前方に波がある状態だと、例えうまく乗れたとしても、前にある波とぶつかってしまい落ちてしまう事が多い。

むしろほとんどワイプアウトするんじゃないかな…

また、前に波があると後ろの波は前の波の影響で引き波も強くなることが多い。

なので、波のトップに持ち上げられてしまい波を掴むことが難しくなってしまう。

しっかりと、波と波との間隔が広いものでやみくもに攻めるのは辞めといた方が良いでしょう…

この時点で、波の斜面を使って滑っていくのが難しいとわかるかな?

奥から乗ろうとしても、写真手前のピークに阻まれ気持ち良く滑る事ができない。

手前のピークは今にも崩れそうな状態である。

自分が乗ろうとしている波はどこにピークがあって、どこに自分がいたら良いのか。

斜面を長く滑れる最適な場所(波)を見つけれるようになったら、上達もさらに早くなることでしょう…。

ブレイクが速い波は、切れ目を探す「目」が必要になってくる。

この波も、波待ちしている段階からどちらか両端にパドルしていれば、スープにつかまることはなかったはず…。

常に動いている波の動きを予測できるかどうか…

完璧にすることはかなり難しいけど、(私でも間違えることはあるし…笑)

波を読む力=目を養える努力は必要だ。

どんな波であろうと乗りやすい波は必ずある…

たった一本でもその波に乗れた時…

めちゃくちゃ気持ち良いライディングになるはずだ。

おしまい。

さて、次回の初心者サーフィンスクールツアーは11月28日(木)となります。

平日の海は空いていると思うから、良い練習になるよ~♪

みんな待ってるよ~☆

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