WaterDoor Tips

2015年04月12日

【サーフィン テイクオフを見直す】

テイクオフは奥が深い…。

様々な波質によって使い分けないといけないし、テイクオフの仕方でスピードが出る・出ないがあります。

今回はその奥が深いテイクオフをクラブ員の方をモデルとし見て解説していきましょう。

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まず、以前にも伝えたと思いますがなるべくトップ(波の上部)からテイクオフしてください。

ボトムまで降りてしまうと、立ち上がるのが難しくなりコントロールもしにくいです。

それから、女性特有(体が柔らかい為?)だと思うのですが上半身をまずそってから足を出していく…

この一枚目の写真の時点で前足を持ってくる動作になっていないといけません。

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なぜならば・・・みぞおちに「少し重いボール」があるとイメージしてください。

上半身を起こしていくうちに、そのボールはコロコロと下腹部へ移動していき「モモ」で止まります。

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そうすると重心がサーフボードの後ろ、テール寄りへと移りその重いボールを持ち上げるべく足を上げさせようとし、

しまいにはお尻が高く、つき上げるような動作になってしまいます。

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ポイントは頭よりお尻は低く。

上半身はなるべくそらさないで、足を出していけるように。

あと、初歩的な話をすると「手の位置」でも足の位置は変わってきますのでなるべく、胸より前に手をつかないように気をつけてください。

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そうしてしまう方は意外にも多いです。
胸より前に手をついてしまうと、胸を上げる可動域も狭く足が出づらくなってしまいますよ。

それから、体はなるべく正面を向けさせながら立ち上がるようにした方が良いでしょう。

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上の写真では体が真横に向いていますよね…。

こうしてしまうと、お尻が上がりにくく中腰のまま進んでしまいやすく瞬時にリカバリーすることができません。

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さらにムネが正面に向けれていないと、足の置く位置もストリンガー(ノーズからテールまでの中心線)から左にずれやすくなる事が多いです。

それと、もう一つのアドバイスをすると「手を離すのが遅い」ことも上手く立ち上がれない原因の一つ。

5枚目の写真の段階で手が離せていることが良いかな。

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テイクオフですべてが決まると言っても過言ではないので、初心に戻ってテイクオフ練習してみてはいかがでしょうか!?

下にシークエンスで私のテイクオフ動作を載せておくので、見比べてみてください♪

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頭は上げたまま、お尻を手の間に入れるように、足が着いた瞬間には手を離して上体を持ち上げていく。

足をつけてからしゃがまないように気をつけてくださいね。

下の写真は海上で止まっている状態からの動作

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腰を両手の間に通していくと同時に、その通していく腰を前足の甲へ、振り子の原理をイメージして持ち上げていくと安定感のあるテイクオフとなります。

なんか字で説明すると難しいけど言っている事、分かるかな?(_ _)

分からなければお店に来て聞いてくださいな!笑

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