WaterDoor NEWS

2017年12月07日

【12月初めの初心者サーフィンスクールツアー】

今回向かった先の海ではサイドオフがかなり強めに吹き…

うねりも抑えられてサイズはモモ~コシ。

それでも湘南の力の無い波とは違うし、ヨレ気味だが波をよく見てキャッチすれば小波ながら乗りつないでいくことができました。

そこのサーフィンポイントの状況にもよるが、「横風」は風下に向かって進ませると滑りやすく、

長く乗れたりするので風の向きを考慮することも大事。

海に入る前では、どこを波待ちポジションにするか、ピークはどこに来ることが多いか、どんな波を狙った方が良いのか。など

その波の崩れ方のパターンを読みエントリーすることで多く波に乗れたり、良い波に乗れたりする確率が高くなるでしょう。

しかし、波を掴もうとしてパドリングをするが波だけ先に行ってしまい乗れなかった…

なんてことあると思うが、

その波のピークの真下(ボトム)に居るか居ないかの問題で相当変わります。

と言っても、ピークの真下に居る事は波に巻かれる、スープライドになることもあるでしょう。

しかし、それは波の崩れ方の見極め・予測がうまくできていないからで、

「これから」波が切り立つ場所にいれば回避することはできる。

手前側に居る人とその奥の人の中間にある場所がピーク。

(上手な人は既にこの中間に居て、この時点でテイクオフしている写真が撮れているでしょう。)

ピーク付近にいる二人はボトムで準備が出来ている状態。

ちなみに、手前から3番目の人はピークからかなり位置がズレているので一生懸命漕いでも波に押されることはなく進まない…

その手前に居る二人は引き波で波のトップへと持ち上げられる感覚になる。

そして浜へと向かう波の押しがそこにある物体(サーファー)とぶつかり推進力を得て、その力を受けた人は前に進み重力によって下に滑り降りる…。

最大限に波の力を受けることで、少ないパドリングでも波をキャッチすることができると言う事。

手前に居る人はサーフボードの向きをショルダー側(写真左方向)に向けていれば落ちることはなく、安定して立つことができたでしょうね…(>_<)

とまぁ、ピークにさえ居ることができれば波をキャッチしやすく

「乗れない」なんてことはなくなる。

しかし、写真の波は無風状態であり波の形もはっきりとしているので、分かりやすいが…

風波や、カレントが入っている場所。

厚い波や、掘れた波の時。

ピークがシフトするようなヨレた波の場合もある…。

だからこそ、海に入る前にチェックをしてイメージをつけること。

海・波の観察が大事ですね。

おしまい。

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