WaterDoor NEWS

2020年04月28日

【横に走るよりプルアウトが大事!】

今回のサーフィンテクニック編では、かなり重要でもある「プルアウト」についてお話をしていきます。

プルアウトとは⇒「ライディング中に自分の意志で乗る事をやめ波の背に移動する事」

ちなみにプルアウトは危険回避の技とも言えます。

自分が進んで行く前方にサーファーが居た場合、進んで行けば確実にぶつかるであろうと思われる状況であればプルアウトが出来ると未然に事故を防ぐことが出来ます。

それともう一つ言えることは、進んでいく方向の波状態が悪ければ途中でライディングを終えることができるので、すぐに沖に向かい次の波に標準を合わせられる。

てな感じで、サーフィンをやっている以上覚えなくてはいけない技なのです。

下記のシークエンスは一番ポピュラーなプルアウト。

プルアウトが出来ない、練習している。って人はこれ見てヒントを得てください。

ちなみにプルアウトがしやすい波はトップ部分が丸みを帯びていて切り立っていないのがやりやすいしメイク率も上がる。

テールに体重をしっかり乗せてノーズがふわ~っと浮いてくるのを感じ取る。

ポイントは、後ろの手で波を触れるくらいまで体重をかけるイメージで。

無理やりボードを上げようとしたりノーズが浮く前に体を捻ったりとしない様に気をつけながら、波のトップすれすれを狙う。

※上半身だけひねってもうまくいかないので注意。

ノーズが波よリ高くまた波の背側にボードを持って来れたら、写真のようにすぐボードを掴んで腹ばいに戻るか、もしくは座ってしまうか。

掴みに行くのがこれまた難しいとは思うが、はじめのうちからボードを掴みに行く練習した方が良いかなぁ。

それと波のトップがどんな形になっているかでプルアウトも使い分けないといけないんだけど…。

またプルアウトする時はなるべくハイラインにいる時にした方がやりやすいんだけど、

難しければ、波が小さい時にやろう。

 

・上手くノーズが上がらない。
となったら、もっと後ろ足をフィンの真上にくるようにズラすとか。
頭の位置を後ろ足の真上に来るように意識するとか。やってみて。

・波の背の方にボードがいかない。
となったら、後ろ足の位置を波側にズラすとか。
後ろ足のヒザを波の背へと外旋させていくとか。してみて。

・体だけ波の背に行ってしまい、ボードがついて来ない。
となったら、曲がろうとした段階からボードの幅から頭が出てしまっている事が多く、

体重がボードに掛かっていない事が考えられる。
波のトップ部分が崩れかけていたから波とボードがぶつかって・・・。

とまぁ、色々やってみて上手くできなかったりしたら、スクールにきてね!笑
見てみないと何とも言えないので・・・。

以上、プルアウトは大事!のお話でした。

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